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子宮全摘手術~約6時間、がんばりましたあ!

2014年5月13日。子宮ならびに両側付属器切除術を受けました。

朝から晴れていました。前夜は睡眠導入剤を飲んだので、夜9時過ぎには眠りにつくことができました。緊張していたわりには、一度も目を覚ますことなく、朝の6時過ぎまで寝ていました。

7時頃に洗顔をすませて、さっそく手術着に着替えました。

最初の不正出血があって診察を受けたのが去年の10月末のこと。それから度重なる検査や診察、そして内膜掻爬の手術などを乗り越え、半年後、やっと子宮体がん0期治療のための手術にたどりつきました。

やっとここまで来たか。いよいよだ。

緊張感は薄れて、どちらかというと戦いに挑む高揚感に満たされてきました。

たしか午前8時頃だったでしょうか。若い女医さんが病室に来て、点滴の針を入れてくれました。

これからしばらくはこの点滴のお世話になるんだわ。頑張らなくちゃ。そんな気持ちでじーっと点滴を眺めました。

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それからしばらくしてナースが朝の回診に来ました。

「おはようございます。眠れましたかあ?」

「はい、薬のおかげで」と私。

「それはよかったです。ところで、お通じはどうですか?」

あ、あ、そうそう。それです。ほとんどお通じがなかったのです。下剤を飲んだのに…・。とにかく頑固な便秘症で、以前も胆嚢切除の手術をしたときも、やはり手術当日までお腹はすっきりしませんでした。

そのことをナースに伝えると「まあ、様子をみましょう」とのこと。よかった、浣腸なんて言われたら嫌だなあと思ってました。

点滴につながれてしまうと、身動きもままならず、ベッドに横になって、手持ち無沙汰をまぎらわすためにテレビをつけて観るともなく見ていました。

病室の右隣りのベッドの人のところに、ご家族が来ました。どうやら午前中から手術を受けるようです。漏れ聞こえてくるナースや医師との話だと、子宮筋腫の手術らしい。それもやはり腹腔鏡下で。(大部屋はプライバシーはあってなきごとくです)

9時半くらいだったか、隣りの患者さんのところにナースが来て、手術室に呼ばれましたとのこと。40代くらいの感じのその患者さんは、「あ、もう呼ばれたんですか」と言いながらナースと一緒に病室を歩いて出て行きました。

はあ、みんな大変だわあ。頑張らなくっちゃなあ。

だんだんとまた、緊張感が高まってきました。ひとりでいるとドキドキしてきました。

11時過ぎになってやっと、夫がやって来ました。

「どう、調子は?もう点滴してるんだね」と夫。

私は、ぐっすり眠れたこと、お通じが無いことなどを伝えました。

「お腹空いたわあ」。手術当日なので食事はもちろん、水分もとれません。

午前中に手術に入ってしまえば、空腹とたたかう必要もないのになあ・・・なんてことを夫に愚痴りました。

夫は、S先生からお昼過ぎにはスタンバイしておいてくださいと言われていたので、それまでに昼食を済ませてくると言って、いったん病室を出て行きました。

今度はやはり同じ病室の左隣りの患者さんのところに、医師が来ました。なにやら子宮がんがどうたらこうたらと話す声が聞こえてきました。

「昨日はよく眠れなかったんです」と患者さんの声。

ああ、こちらも大変なんだわ。またまた、緊張感が伝染してきました。

ほどなくして夫が戻ってきました。

「あら、もう食べてきたの?」

「うん、いつ呼ばれてもいいようにささっとすませたよ」と夫。

ありがたい。いつも優しい夫だけど、こういうときはことさらその優しさが身にしみます。

私の緊張を解きほぐすつもりなのか、夫はたわいもない雑談をしていました。

さて、そろそろ12時。お腹はうんともすんとも言わない。もう諦めて、いよいよ手術への心の準備。

夫とおしゃべりしながらも、気はそぞろになってきました。

まだかなあ。そろそろ呼ばれるかなあ。

ナースが点滴をとりかえに来たので「あの、そろそろでしょうか?」と聞きました。

「午前中の手術が長引いているようなので、まだのようですよ」とナース。

またかあ。

前回、2月の手術のときも前の手術がものすごく長引いて、さんざんに待たされ、手術が始まったのは夕方5時頃でした。

まさか今回はそんなことにはならないだろうねえ。

そう夫と話しながら待つこと、待つこと。すでに午後2時半を回りました。

ひえー。緊張感で押しつぶされそう。まいったなあ。

夫も3時間も丸椅子に座ったままで待ちくたびれてきた様子です。

いい加減、この緊張感から解放してほしいよう。

そう思って半べそ状態になり始めた頃、ナースがやって来ました。

「はい、お待たせしました。呼ばれましたからね。手術室に行きましょう」

おおお、やっとだあ。時計の針は午後3時を回っていました。

点滴棒を片手にひきずりながら、ナースのあとをついて病室を出て、エレベーターで2階に降りました。夫も一緒です。

二度目の手術なので、手術室に入ってからの手順は想定内です。

それでも今度は、なんといっても子宮と卵巣の全摘手術です。緊張度が前よりも高くなってきました。

手術室のドアの前に来ました。「ご主人はここまでです」とナース。

「じゃあなあ」と夫はひと言。なんだ、頑張れよーーー!とか言ってくれないんか。

「うん、じゃあね」と私もあっさりと返して、ナースと一緒に手術室の中に入っていきました。

いざ手術室に入ってしまうと、もうまな板の上の鯉状態。二度目ということもあって肝も座りました。あとは促されるままに従って、寝台車で連れて行かれた手術台に横たわりました。

S先生やK先生が声をかけてきたところまでは覚えていました。(近眼なので先生たちの顔はよく見えなかったけれど)それから先は、全身麻酔であっという間に眠りに落ちてまったく記憶にありません。

「どうですか、終わりましたよ。痛みますか?」

そんなS先生の声が遠くから聞こえてきて、うっすらと目が覚めました。

うぅ、痛い。「はい、お腹痛いです」というようなことを私は言ったと記憶しています。

「痛み止めを点滴しますから、大丈夫ですよ」と誰かの声。

そして手術台からベッドに移された私は、そのまま病室に戻りました。

病室に戻るとまもなく、夫がやってきました。

「いま何時?」と私。酸素マスクをしているので、思うようにしゃべれません。

「いま9時過ぎたよ。もう消灯だから、僕は帰るからね。大丈夫?」と夫の声。眼鏡をしていないので顔がぼーっとしか見えません。でも、少しホッとしました。

それにしても、夜の9時かあ。ずいぶん時間かかったんだわ。

麻酔から覚めたばかりのボーッとした頭でそんなことを思いました。

夫は急いでいる様子。もっと居て欲しいけれど、たしかに消灯時間を過ぎてるし、第一、夫も疲れている。これから2時間かけて家に帰らなければならない。ひきとめられません。

「うん、ありがとう。気をつけてね」。そう夫に言いました。

夫が帰ってからほどなくして、S先生が手術着のまま病室に来ました。

「無事に済みましたからね。大丈夫ですよ。内膜に一部、でっぱった箇所がありましたけれど、病理検査に出しますから」

ええっ?でっぱった?それって・・・?

一瞬、耳を疑いました。でもS先生は大丈夫と言ってる。どういうこと?

そんなことがなんとなく頭をかけめぐりましたが、まだやや朦朧とした意識のため、その場で聞き返すことができませんでした。

それよりも、痛い。叫ぶほどの痛みではないけれど・・・。そのことを伝えると、痛み止めを点滴してくださるとのこと。

S先生が退室したあと、ナースがやってきて、点滴をチェックしたり、酸素マスクのゴムを調節したりしてくれました。

「眠剤は飲めないので、精神科の先生の指示通り、点滴で睡眠導入剤を入れますからね」とナース。

ホッ。 よかった。眠れなかったら、辛い。

麻酔がまだなんとなく残っているようなまま、私はいつともなく眠りについていました。

長い一日でした。
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葉菜

Author:葉菜
猫・海・桜が大好きなおっとり癒し系。双極性障害(躁うつ病)と境界性パーソナリティ障害を患い、精神科通院歴15年。2014年には子宮体がん(0期:子宮内膜異型増殖症)のため子宮・卵巣全摘手術を受け、現在経過観察中。興味のあること:写真撮影、旅行、読書、映画鑑賞、カフェ巡り、絵画鑑賞、クラシック音楽など。猫3匹と夫の5人家族。

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「気分グラフ」とは、寝る前に一日を振り返って、その日の気分の状態を記録するグラフです。1から9までのスケールで、1は最悪(酷い鬱状態)、5が普通、そして9がマックスの躁状態です。その日の状態にあてはまる数字に〇をつけます。そしてそのような気分に影響したと思われる出来事をメモします。また天気や睡眠時間も記録します。これによって自分の状態を客観的に振り返り、1,2週間の気分の波を一目で見ることができます。
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